ようやく秋らしさを感じる季節になりました。
秋といえば「食欲の秋」「スポーツの秋」「読書の秋」など、1年の中で最も活動しやすい時期です。
しかし、急に気温が下がることもあり、体調を崩しやすいのもこの季節。元気に冬を迎えるために、今からできる体調管理を始めていきましょう。
1. 薄着で過ごす習慣を今から身につけましょう
秋は冬に向けて体調を整えるのに最適な時期です。
外の冷たい空気に触れることで体温調節機能が高まり、風邪をひきにくい身体づくりにつながります。
薄着を続けて寒暖の刺激を受けることで、皮膚や鼻の粘膜が鍛えられ、免疫力アップにも効果的です。
冬に備えて「薄着習慣」を今から意識してみましょう。
2. 2025年の冬に向けた体調管理の3つのポイント
2025年の冬に特に意識したい体調管理のポイントは次の3つです。
- ① 感染症の予防
- ② 住環境の調整
- ③ 食事と運動
① 感染症の予防
冬は気温の低下と乾燥により、インフルエンザなどのウイルス感染症が流行しやすくなります。
- マスクの着用:飛沫を防ぐ、喉や鼻の粘膜を乾燥から守る
- こまめな手洗い:手から口や鼻へのウイルス侵入を防ぐ
- 外出先の注意:公衆トイレや人混みでは特に意識して予防行動を
日常的な小さな工夫で、大きな感染症対策につながります。
② 住環境の調整
健康的に冬を過ごすためには、室内の「温度」と「湿度」の管理が欠かせません。
- 室温は 20℃前後
- 湿度は 50〜60% を目安に
乾燥を防ぐことでウイルスの活動を抑えられます。
温度や湿度は体感だけに頼らず、リビングや寝室など複数の場所で測定して調整するのがおすすめです。
③ 食事と運動
冬は飲食の機会が増え、運動不足になりがち。だからこそ「やらないこと」を決めるのが効果的です。
この時期やらないことリスト
- 夜20時以降の飲食をしない
- 空腹時にお酒を飲まない
- 1時間以上同じ姿勢でいない
- トイレを我慢しない
- 身体を冷やさない
- 起きてすぐに激しい運動をしない
無理に新しいことを始めるより、避ける行動を意識するだけで体調を守ることができます。
まとめ
薄着習慣と「感染症予防・住環境・食事と運動」の3つを意識するだけで、冬を快適に過ごす準備ができます。
ひとつからでも取り入れて、ぜひ実践してみてください。
セルフケアが難しい方は、当院にご相談ください。しっかりと体調管理のお手伝いをさせていただきます。




